一度目は
冷たい路上に
殴りつけられ
横たわるその顔に
唾が吐きかけられた夜
二度目は
まだインクの
匂いたつ紙の上に
殺された
彼の名が
殺した男の
隣に並べられた夜
もう冷たくも
温かくもない
アスファルトと
紙に奪われた
男の体温は
いまはどこに
消えたのか
それを見つめる
わたしたちの目は
遠い異国で
二度
殺された
美しい神の名を持つ
男のことを
いつまで憶えて
いられるだろう
その名がただちに
わたしたちに
忘れられるためだけに
知らされたのでなければ
男を傷つけた
わたしたちが
男の妻や
父親の代わりに
祈るふりを
するのではなく
傷つけた
わたしたちだけが
その死に
問いかけねばならない
忘却と暴力の間に
いまも横たわる
失われた
彼の言葉と
その声に
耳を澄ますための
時間を
彼がこの国で
そう呼ばれていた
はずの声色で
本当の名を
見つけるために
いつか
遠くヒマラヤの
麓まで
その声が届くように
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43
性別:
男性
誕生日:
1982/11/01
自己紹介:
Well well go & play till the light fades away...
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